物件価格を維持するためには、家賃を維持しなければなりません。
収益物件ですので、家賃の下落は物件価格の下落としてダイレクトに
跳ね返ってきます。
私は以下のような施策をおこなっています。
家具付き・家電付き
家具付き・家電付きは、特に単身者向け物件で非常に喜ばれます。
といっても、それほど高価なものを設置しているわけではなく、
Amazonで合計2.5万円程度で、カーテン、ラグ、コーヒーテーブル、チェアベッドを
注文しているだけです。
これを空室に設置すると、かなり決まりが早くなる印象があります。
家賃も相場より若干高めでも決められますね。数千円ですが。
家電は更に効果的です。
電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫の3点セットを揃えても5万円もしません。
ただ、家具と家電は家電のほうが引きが強いかというと、そうでもありません。
家電はもう持っている人も多いからでしょうか。
電子錠、TV付インターホンの導入
これらの設備は、新築であればついていて当然の設備ですね。
ただ、中古物件ではついていないことも多いです。
既に家賃が最低ラインくらいまで下がっている物件だと、
これらの設備を導入するだけで家賃を上げることができる場合もあります。
ただ、電子錠は築20年超の物件だと、今の鍵が古すぎてつけれれない場合
があります。
まさに今、MIWA LDSPというマニアック錠前と格闘中です。
これにつけられる電子錠が本当にありません(泣)
ちょっとした家具・小物
小物は本当に小物です。
照明をちょっとおしゃれなものに替えたり、今風なスタンドを設置したり、
キッチン周りに緑の造花的なものをおいたり。
コストは低いのですが、意外と見栄えが良くなっていい感じです。
初期費用ゼロ
保証会社費用、保険料、鍵交換代など入居時の初期費用をゼロにします。
(要はオーナー負担です)
特に単身者向け物件で非常に効果的です。
やはり、単身者物件とファミリー物件だと着眼点が違いますね。
単身者はとにかく低コストがうりになります。
その点では、敷金ゼロはいま普通になりつつあります。
保証会社がありますし、敷金も原則返還なので、あまり受け取る
意味がなくなっていますね。
小さなことをコツコツと
賃貸物件の安定稼働には、一撃必殺の裏技はありません。
小さなことを積み重ねるしかありませんね。
ただ、この小さなことをやっている物件とやっていない物件は非常に
大きな差が出ますので、そこも面白いところです。