不動産による所得圧縮 その効果とは?
所得の多い方は、不動産を保有し、減価償却で所得を圧縮しましょうという 提案を受けることも多いのではないでしょうか。 この提案は具体的にどのような意味があるのか、考えてみましょう、 高額所得者が物件を購入するとどうなる? 給与の高い方が減価償却物件を取得するとどのような結果になるのか。 シミュレーションで確認してみましょう。 当初4年は年収2,000万円、それ以降1,000万円の高額所得者が、築25年の木造アパートを 1億円利回り9%で取得し、建物割合を70%とした。10年後に8千万円で売却。 借入は金利2 ...
不動産投資を法人で行うメリット 節税編
現在不動産投資を法人で始める方が非常に増えています。 法人は税金面では非常に多くのメリットを持っています。。 今回は税金面のメリットを考えてみます。 税率面でのメリット 第一にあげられるのは、税率の差異です。 個人と法人では適用される税率が異なります。 法人は所得(利益)が800万円超で33.8%据え置きですが、 個人は所得900万円までは33%となります。 それ以上所得が増えるとどんどん税率が増加し、最終的には55%までになります。 ここまでくると、法人が税率でいかに有利かお分かりいただけると思います。 ...
不動産投資で生命保険をどう活用するか
節税対策としてよく採用される節税策といえば、生命保険の加入があります。 しかし、生命保険も結局は課税の繰り延べに過ぎず、使い方を誤ると目的を達成 することはできません。 生命保険はどのように有効活用すべきか考えてみましょう。 ここでは、掛け捨て型の生命保険ではなく、貯蓄型の生命保険を前提としています。 生命保険は課税の繰り延べ 生命保険を支出すると、半額や全額を損金として経費に計上することができます。 このため、貯蓄性の高い、つまり返戻率の高い生命保険は、経費に計上しつつ 貯蓄ができるという点で、非常に人 ...